クルマがない時代はどこにいくにも歩いてましたし、荷物も背負ってました。掃除機のない時代は雑巾がけでしたし、洗濯機のない時代は相当な重労働だったと思います。

便利な時代と共に体を動かすことが減り、さらにITの進化とコロナによる「おうち時間」が増えることで、在宅で買い物、ロボット掃除機などでますます、私たちは身体を動かさなくなって、「血流不足」はどんどん加速しています。

また、現代の私たちは、空気に75000種類の化学物質、飲食からは1500種類の添加物、起きてから寝るまで常にスマホやPCから浴び続けているブルーライトなど、子供だろうとお年寄りだろうと、細胞が受けるストレスからも「血流不足」が避けられなくなっています。

では、「血流」はなぜそんなに大切なのでしょうか？ 血液は細胞が必要とする「栄養・酸素・水分」の他、免疫や老廃物やホルモンなどを運搬しています。それらを頭の先から足の先までの細胞隅々に運ぶ、それが「血流」の役割です。これが滞ることは、体のどこかで細胞活動に支障が出てくることを意味します。細胞内のミトコンドリアによるエネルギー生産が低下し、冷えてくるのです。「冷えは万病の元」とはそういうわけです。

そうはいっても、昔の生活や環境にはもう戻れません。”運動”の大切さも分かっちゃいるけど続かない…だからこそ現代人には「温め」の習慣が必要となってきます。

その中でも、「免疫陶板浴」の温め方を私は特にお勧めしています。